ウェディングレポート
2020.09.19 SAT
Essence of blessing
お祝いすることの本質を感じる
鏡開きとハンドメイドドレス
鏡開きとハンドメイドドレス
神前式の後の日本酒による鏡開きと振る舞い酒。新婦が身にまとうのはご親族の手によるハンドメイドのドレスと小物。お祝いするということの本質を感じるウェディング。
受付には新郎新婦様のお好きなカラーに包まれピンクとグリーンに統一しました。新郎新婦様のお写真が並べられてゲストにも自然と笑顔が溢れます。会話のきっかけとなりゲスト同士も挙式が始まる前から楽しんでいらっしゃいました。
挙式は神前式。秋晴れに恵まれたこの日は、櫻の間にも爽やかな空気が流れていました。厳粛なお式の中でもオリジナリティは忘れていません。リングピローは和洋をMIXした、かわいくも凛としたアイテムに仕上がっていました。
披露宴ではおめでたい「鏡開き」の演出が。日本酒は多治見のお酒「三千盛」をご用意し、ゲストに振る舞い酒をしました。昔から米からできる日本酒は神聖なものとされ、神事・祈願の後は酒を酌み交わして祈願の成就を願う風習があります。神前式の後に似合う素敵な演出です。
お色直しに進まれる新郎新婦様をエスコートされたのはそれぞれのご兄弟。こんなときだからこそ家族の大切さも感じます。お孫様の姿におばあちゃまは涙を流され、会場が感動に包まれる場面もありました。
再入場ではタキシードとウェディングドレスに。ウェディングドレスはなんと新婦様のお母様お手製で、伯母様にもご協力いただきボレロも手作り。ドレスだけではなくヘアパーツはお母様、イヤリングは新婦様の手作りという、思いが込められた素敵なドレスでした。
披露宴の後半は従兄の方の余興で盛り上がるなか、最後にはゲストテーブルの花束と一緒に鏡開きで使用した三千盛を、ゲストへのお土産としてプレゼントしました。終始和やかな空気に包まれたご結婚式でした。末永くお幸せに。